戦闘と並ぶほど商売は活動をしていく上で重要だ。商売を上手に行うだけでもハンティングより大きい利益を上げることができる。「タワー オブ アイオン」ではNPC商店およびポスト、個人商店、他ユーザーとのトレードなど多様な取引システムが用意されていて、比較的簡単な操作で取引が可能だ。千里の道も一歩から!! 各トレード システムに関して詳しく説明していこう。
各種族の都市、村、要塞、主要拠点などに位置している商人から各種アイテムを購入したり、自分が持っているアイテムを販売することができる。村の規模が小さいと販売していないアイテムがある場合もある。それでは商店利用方法に関して詳しく説明していこう。
商店種類 |
販売物品 |
食料商店 |
各種食料と飲料を販売している。また食料を作るのに必要な材料も販売している。時々クエスト アイテムを売っている場合もある。 |
雑貨商店 |
封魂石、抽出道具、アロー、包帯、復活の精霊石のような雑貨と、ボウ ウイングのアローやシャドウ ウイングが使う毒、そしてポリモーフ用アイテム(ボウ ウイング/シャドウ ウイング専用)等のクラス用品を販売する。 |
武器商店 |
片手武器、両手武器、長距離武器、オーブ、マジックブックなど各種武器類を販売する。 |
防具商店 |
ローブ、レザー、チェーン、プレート、シールドなど各種防具を販売する。 |
薬品商店 |
各種HP、MP回復薬品を販売する。 |
アイテムの購入
どんな商店でもアイテムを購入する方法は全て同じだ。商人をクリックした後にアイテム購入を押せば商店ウインドウが開く。ここで購入したいアイテムをクリックすれば買い物カゴに自動で入ってくる。(あるいはドラッグ&ドロップ)
全地域の商権を掌握しているシューゴ族雑貨商人をクリック! |
すると、このように商店ウインドウが開かれる。 |
アイテムの販売
商店ウインドウで「売る」を選択すれば、自分が持っている持ち物から販売したいアイテムを売ることができる。 自分のキューブ内にある売りたいアイテムをクリックもしくはドラッグし、売却ウインドウに移した後、売るをクリックすれば良い。
売ろうとするアイテムが重ならないアイテムなら特に問題ないが、薬品やアロー、各種封魂石など、何個が重なっているアイテムの場合に、そのままクリックもしくはドラッグをすると持っている個数を全部一度に売却ウインドウに登録してしまう。 希望する数量だけ売りたいならShiftキーを押した状態でクリックをしよう。 このようにすれば個数を調節できるウインドウが表示されるので自分が希望する数に調整した後に売却ウインドウに登録できる。
最下級封魂石をShiftを押した状態でクリックすれば個数を調節できるウインドウが表示される |
希望数量を入力して確認を押せば、このように望む分量だけを登録できる |
売却ウインドウ左下に、「ジャンク品を全登録」というボタンがある。これを押せば現在自分が所持している名前が灰色のアイテム(ジャンク品-がらくた)を全て売却ウインドウに登録できる。これはゲーム上で役に立たないアイテムをすべて一度に売却ウインドウに登録できる便利な機能だ。
トレード ターゲットをクリックしよう |
「タワー オブ アイオン」では自分が所有しているアイテムを他のプレイヤーに譲渡したり、他プレイヤーからアイテムを受け取ることが可能だ。だがアイテムの特性上、取引が不可能なアイテムも存在する。(クエストアイテム、魂の刻印アイテムなど)
アイテムを取引する方法は非常に簡単だ。 ひとまず取引するターゲットとなる相手キャラクターを画面上でマウス右クリックすると写真と同じウインドウが表示される。色々な項目の中からトレード申込みを選択しよう。
うまくいかない場合は、取引相手をターゲットした後、画面上段のターゲットウインドウにカーソルを当てマウスを右クリックしよう。このようにすればターゲットにトレード申込みメッセージが伝達され、相手がこれを受諾することでトレードが開始する。
トレードウインドウ下段には自分の持ち物が自動で表示され、この中から取引したい物をマウス右クリックもしくはトレードウインドウにドラッグして、トレードウインドウ左側(自分の名前の下部)にドロップすれば相手に自分が取引したい物を見せることができる。ギーナの取引をしたいのであれば、上段のコイン アイコンが描かれたウインドウに該当金額を入力すれば良い。
トレード画面。 ここに自分が取引したい物を登録すれば良い |
リストをロックを押した後に確認ボタンを押そう |
リストをロックを双方がクリックすれば上段の鍵がアクティブになる |
もし相手側がこちらに提示するアイテムがある場合、相手側の名前があるウインドウを通して相手側が登録したアイテムを見られる。
この次に双方がリストをロックボタンを押すことで確認ボタンがアクティブになる。アクティブになった確認ボタンを押せば取引が完了する。
リストをロックボタンを押した後にトレード内容を変更することはできない。双方がリストをロックボタンを押した時、ウインドウ上段の鍵アイコンが活性化し、取引内容を変更できなくなる。
もしキューブ(インベントリ)に余裕がない場合、取引が取り消しになる。相手と取引をする前にあらかじめキューブに空きがあることを確認しよう。
売りたいアイテムを他のプレイヤーと直接取引せずに、村の商店のように個人が直接商店を開設し他のユーザーが取引をできるシステムを個人商店という。
Yキーを押して、個人商店ウインドウを開き、自分のキューブ(インベントリ)の中にあるアイテムの中から販売したいアイテムをダブルクリックすれば価格入力ウインドウが出てきて、希望する価格を入力すれば販売リストにそのアイテムが移動する。包帯や薬草のよう何個も重なるタイプのアイテムの一部だけ販売したいのであればShift +マウス右ボタンをクリックすることで自分が希望する個数を登録することができる。
個人商店ウインドウを開いた後、自分が持っているアイテムの中から売りたい物を・・・ |
ダブルクリックすれば価格を入力するウインドウが表示され、希望価格を設定できる。 |
この次に希望販売価格を入力して、宣伝文を下段に入力した後、販売開始を押せばキャラクターが椅子を置いて座って、宣伝文を頭の上に出した状態で個人商店を開始する。個人商店ウインドウ下段の販売中断ボタンを押せば商売を中止できる。個人商店中は、移動、座る、飛行といった行動をすることはできない。
宣伝文を入力して販売開始ボタンを押せば |
その場に椅子を置いて個人商店を始めることができる |
取引仲介人を通して、自分が持っているアイテムを売ることを販売代行という。もちろんこれを利用して、他のユーザーが販売代行で委託販売しているアイテムを購入することも可能だ。 取引仲介人が居る所を委託販売所といい、都市や要塞級の巨大な拠点に主に位置している。
販売代行は取引仲介人を通して行える |
取引委託を選択すれば販売代行ウインドウが出てくる |
取引したいアイテムの売り値を決定し、取引仲介人NPCに委託すると、その後自動で販売手続きや代金の送金などを一括で行ってくれるので非常に便利な機能といえる。 一見競売場システムと似ているが、あくまでもプレイヤーが希望する価格で販売してくれる代行販売であり、オークションのような競売形式の運営はしない。ただ、アイテムを登録するために一定量の手数料が必要だ。
取引仲介所を通して現在の自分のワールド内のアイテム相場を観察することができる。 相場を確認したいのなら、検索機能を使い調べたいアイテムだけリストアップできる。 また検索したいアイテムを本人が所有した状態ならば、キューブ内のアイテムをALT +マウス左クリックすることで自動で検索ウインドウにアイテム名が記入される。
取引仲介人NPCと会話をする場合「リスト、登録、精算」の三種類のタブを確認することができる。
リスト |
各プレイヤーが登録したアイテムを、閲覧や検索できる。アイテムを種類別に分類したり、キーワードや条件別に検索することができる。該当アイテムをクリックすれば購入することができる。 |
登録 |
販売したいアイテムを、商品として登録することができる。まず、登録タブを選択。次にキューブウィンドウのアイテムを登録タブまでドラッグして引っ張っていき、販売価格を入力すればリストに売りたいアイテムが登録される。 |
清算 |
販売を委託したアイテムが購入された場合、売り上げを受け取ることができるタブだ。このタブでは精算する物品のリストと販売日時、販売額、全体総額などを確認することが可能だ。 |
リストウインドウに登録された各種装備アイテムは、Ctrlを押した状態で左クリックをすればプレビューウインドウが表示され、その装備を着用した姿をあらかじめ見ることが可能だ。
リストウインドウでCtrlを押した状態で装備アイテムをクリックすれば |
装備した姿を見られる |
各種族別都市や要塞には「倉庫番」いうタイトルを持ったNPCがいる。このNPCをクリックし、「倉庫を利用する」をクリックすれば倉庫を利用することができる。「タワー オブ アイオン」での倉庫は銀行と似た機能を持っている。 倉庫に関するさらに詳しい内容を見たければ以下のページを参考にするといい。
・関連ページ:倉庫
各都市、要塞ごとに倉庫番がいる |
倉庫を利用するを押すことで利用可能 |
倉庫番をクリックすればこのようなウインドウが開かれる |
倉庫拡張費用
段階 |
拡張倉庫スロット |
費用 |
0段階 |
24 |
- |
1段階 |
32 |
1,000ギーナ |
2段階 |
40 |
20,000ギーナ |
3段階 |
48 |
60,000ギーナ |
4段階 |
56 |
150,000ギーナ |
5段階 |
64 |
300,000ギーナ |
ポストは「タワー オブ アイオン」で活動する他のプレイヤーに簡単にメールとアイテムを送ることができるシステムであり、村や要塞、都市など主要拠点の聖堂の前に位置している。このポストをクリックすれば自分に到着した郵便物を確認できるし、もちろん他のプレイヤーに郵便を送るのも可能だ(テキストだけでなく、アイテムを送ることも可能だ)。 ただ、他の種族のユーザーには送れない。
|
このように伝書鳩がぐるぐる |
ポストをクリックすれば自分に到着した |
郵便物をクリックすれば郵便内容と添付された |
普通郵便と特急便の差は大きい |
もちろん郵便発送時に一定の手数料を支払わなければならない。郵便は普通郵便と特急便に区分され、特急便は郵便箱で確認する必要なしにどこでも郵便内容を確認できる長所がある。その代わりに、発送時支払わなければならない費用がさらに高い。
|
郵便の有無はレーダーウインドウで確認可能 |
郵便はレーダーウインドウ右側上段で確認することができる。 郵便アイコンを通して、普通郵便と特急便で分けることができる。
郵便箱ウインドウでメール タブをクリックした後、普通郵便か特急便のチェックを入れれば郵便発送に必要な基本料金を確認することができる。それでは普通郵便と特急便の差異点に関して詳しく説明しよう。
普通郵便と特急便の差異点
郵便区分 |
テキスト |
アイテム |
アイテム+ギーナ |
待ち時間 |
確認場所 |
|||
普通郵便 |
|
|
|
直ちに配達 |
ポスト |
|||
特急便 |
なし |
|
|
直ちに配達 |
全地域 |
いつどこでも郵便物を配達するゼフィルン運送配達員 |
誰かから郵便が到着すればレーダーウインドウ右側上段に郵便アイコンが点滅する。この時、特急便でなければポストに移動して、郵便内容を確認することができる。
送られてきた郵便にギーナやアイテムが同封されているならばギーナや該当アイテム アイコンをマウス右クリックしたり、ドラッグ&ドロップでキューブに移せば良い。もしメールを送ったユーザーに返事を送ろうとするなら返事ボタンをクリックしよう。
特急便が到着した場合、レーダー右側上段の特急郵便をクリックすればゼフィルン運送配達員が召還される。郵便物を入手する方法はポストで入手する方法と同一だ。
※開封した特急便はゼフィルン運送配達員の特急便用ウインドウに表示されなくなる。ポストで確認しよう
手紙(特急便含む)は100通までしかリストに表示されない、100通を超えた場合、他の人がメールを送信できなくなる。不要なメールは削除しておこう。 また、エピソード2.5で追加された「受領待機アイテム」タブは、日本ではまだ稼働してない(未実装)
・関連ページ:ポスト
「タワー オブ アイオン」の世界は各地域ひとつひとつが連結して一つの世界を構成している。各地域の中では徒歩や飛行といった交通手段を用いて移動することができ、飛行移動士を通して近い地域間で飛行移動が可能だ。
また他の地域に移動するためには村や要塞内に配置されている空間移動士を利用して移動しなければならない。
余談ではあるが魂の治癒士同様、移動士達はディーヴァではなく専門の訓練を積んだ人間である場合が多い。
▼ 飛行移動
天族と魔族の各地域の主要拠点(要塞、村、野営地)には飛行移動士というNPCがいる。このNPCはその地域内での主要拠点の間を飛行移動させる能力を持っている。
飛行移動はテレポートとは異なり、他の拠点に移動するにあたって一定の時間を必要とする。移動距離に応じて一定の費用を支払うことで利用することができる。飛行移動士は各地域にもよるが、2~6人ほどが存在する。各種族別都市(エリュシオン、パンデモニウム)には飛行移動士の代わりに瞬間移動の石像がこの役割を果たす。
各地域で移動できる飛行移動地域は主要拠点の飛行移動士を利用していつでも移動が可能で、移動費用は各種族の勢力比と物価、税金により価格が少しずつ変動する。当然の話だが、移動通距離が長ければそれだけ高い費用を支払わなければならない。
飛行移動をするには飛行移動士をクリックして行きたい場所を選択し、費用を支払うと移動先の場所へ飛行を始め、移動することができる。(走って行くよりも早く着くことができる)
飛行移動士をクリックして一定の費用を支払えば |
希望する拠点に飛行しながら移動する |
▼ 空間移動
空間移動というのは、主に地域と地域の間を行き来する時に使う移動手段だ。各地域の主要拠点に空間移動士が存在し、このNPCを通じて希望する他の地域に空間移動できる。テレポートをするためには空間移動士をクリックして行きたい場所を選択し、費用を支払えば希望する移動先に瞬間移動することができる。
移動先の地域との距離に応じた費用を支払うことになるが、この費用には勢力比にともなう税金が適用され、状況によって費用が変更される。最初からすべての地域を空間移動できるのではなく、特定ミッションを完了した後に移動が可能となる地域もあることを覚えておこう。
行きたい地域をクリックして |
費用を支払えば即座に移動してくれる |
▼ 瞬間移動の石像
また各種族の大都市(エリュシオン、パンデモニウム)の場合、地域の特性上そのフィールドがあまりにも広いことから、都市の遠方の建物などに移動するときなど非常に面倒だ。このような時は都市の特定地域に配置されている瞬間移動の石像を利用すれば都市の反対側に遠く離れている他の瞬間移動石像の位置でテレポートが可能だ。もちろん費用は支払わなければならない。瞬間移動の料金は飛行移動やテレポートのように勢力比と物価、税金により金額が変わる。
瞬間移動石像 |
エリュシオン:エリオス大広場-聖なる道 |
パンデモニウム:ビフロスト橋-繁栄の道 |
▼ 徒歩移動
テレポートを使わず地域内ワープ ゾーンを通して、移動可能 |
両種族の地域のうち数箇所はは徒歩での移動が可能だ。徒歩で移動が可能な地域はマップを調べれば確認することができる。
ただ、両種族のスタート地点のポエタ(天族)とイスハルゲン(魔族)地域にはなくて、大規模要塞地域間で連結している。
現在、天族はベルテロンとエルテネン、エルテネンとインタルディカ。魔族はアルトガルドとモルヘイム、モルヘイムとベルスランの間で移動が可能だ。
天族
ベルテロン南側地域は |
エルテネン北側地域に連結する |
アルトガルド南側地域は |
モルヘイム西地域に連結する |
相手陣営にすばやく移動できる時空の亀裂 |
時空の亀裂は特定地域で一定確率で開かれる。
活性化した時空の亀裂を利用すれば天族は魔族地域に、魔族は天族地域に一気に移動をすることができる。
時空の亀裂を利用して遂行しなければならない特殊なクエストも存在をする。当然、敵陣地に侵入をした後にはPvPが可能だ。
・関連ページ:時空の亀裂
▼ 帰還スクロール
アビスや相手陣営で復帰時に役立つ |
タワー オブ アイオン内には主要大都市や要塞に早く移動できる帰還スクロールが存在する。 帰還スクロールを活用すれば都市や要塞にすばやく移動でき、帰還する拠点から遠い地域で冒険をするときに利便性を発揮する。
帰還スクロールは特定クエストをクリアしたり、各種族大都市や拠点要塞の雑貨商人NPCが販売する。購入できる帰還スクロールは以下の通りだ。
・関連ページ : 帰還スクロール
▼ タイムスペース コリドール
パーティーメンバーを大都市に転送する魔法の門を召喚できる |
全クラスの中で唯一スペル ウイングはテレポート スキルを保有している。 タイムスペース コリドールは各種族の大都市に帰還できる魔法の門を召喚する。このスキルは費用が発生せず再使用時間も短いため非常に効率的だ。
各大都市の特定座標に転送するもので、転送位置を指定することはできない。タイムスペース コリドールを召還したプレイヤーとプレイヤーが属したパーティーメンバーだけこの魔法の門を利用することができる。
指定した位置にタイムスペース コリドールを召喚した後、 |
大都市の指定された地域に移動が可能だ |
・関連ページ:スペル ウイング スキル