①棲息地:天界地域
②アクティブ言語:クラル語、一部上層部は龍族公用語
③住居地:人間であれば石器時代程度(岩寺洞先史遺跡地より若干良い程度)の生活環境
④主要産業:狩りを通して生計を維持している。
ただし、この時クラルにとって狩りは単に空腹の解決手段であって、レザーなどの材料を得るための手段以上ではない。
クラルはかなり好戦的な種族で、武器と鎧に関心が高く、そのためか鎧と武器生産技術は自分たちの文明の平均を上回る。
また、それとともに鎧と武器の主原料となる鉄鉱などを得るために、採掘産業が発達した。(それでも天族のように戦略的な設計による採掘産業ではない)
アクティブ型モンスターだ。
非常に好戦的であり残忍だ。(戦闘でも攻撃中心である)自分たちが働かせるブラウニーと同族を除いた外部勢力に対しては極めて攻撃的指向を見せる。
ブラウニーに対しても友好的というより、残忍で悪辣に働かせていると見た方が良い。
ブラウニーが泣き叫んでも積極的に助けようとしない。
この部分は完全な「主従関係」であり、魔界のライカンとムーグルの「共生関係」とは好対照をなす。
中央集権的な体制だ。中央の力の頂点から降りてくる構造だ。すべての意思決定が上で行われ、そこから強圧的に降りてくる。
クラル内部の階級も、家柄や年齢等を問わず、力による権力構造だ。
レベル台とアクティブ スキルのクォリティーにより3つの種族に区分される。
- トルシン族
► 棲息地:ポエタ(カバラ露天鉱山)、ベルテロン(ドゥカキ族の採掘場、ドゥカキ族の村、トルシン族の前哨基地、トルシン族の駐屯地)
► 族長:族長 クーラカ
► 特徴:近頃オードの力を知るようになったトルシン部族は、小規模で散開されている多くの採掘場を保有している。
そのためかブラウニーを監視する役割の看守系の比重が特に高い。
オードと神に対する認知が低く、トルシンはその力の直接的利用者であるシャーマンの比率が低い。
► 容貌:赤い皮膚、黒色系の鎧を着る。
► 解説:最初に遭遇することになるであろうクラルで攻撃的な性格が非常に強い。しかしながら、重要な作戦を隠蔽するためにベルテロン要塞に「煙幕攻撃」を仕掛けるなど、族長クーラカのような軍事専門家が一目置く策士も存在する。
- カイダン族
► 棲息地:エルテネン(カイダン採掘場、カイダン本拠地)
► 族長:大族長 シャンドゥカ以下、族長 クルカ、族長 シャク
► 特徴:トルシン部族に比べて、採掘場の全体面積は少ないが大規模に集中した鉱山を保有している。
オードの力の使用開始時期が少し古く、そのためより一層好戦的な性格をしており、クラル 看守よりはクラル 戦士の比率が高い。
また、カイダン部族はトルシン部族に比べ、多少クォリティの高いスキル(攻撃スキル)をよく駆使する。
また高次元的だと感じられるシャーマンの比率もトルシンより高い方だ。
► 容貌:トルシン族と基本的に大差はないが高位のものはより大柄で重武装である。
► 解説:トルシン族と比較すると強力で身分が高いせいか、ブラウニーに対する叱責や処罰が目立ったり、職業独自の証を持ち歩いたりする傾向がある。また、地質学に明るい人間をさらって鉱脈関係の知識を盗もうとする知性的な行動も目立つ。
天族に対し理解を示そうとする穏健派の長老マバンターを排斥したりするあたりからも、発言権をただ腕力だけで片付けないより高位のクラルとしての行動が見て取れる。
- キシャル族
► 棲息地:インタルディカ(キシャル族の村)
► 族長 クンパパ
► 特徴:オディウムの副作用によって正気を失ってしまった部族
オードの力を耽溺したあげく狂気にとり憑かれたような外見をしている。
視野が狭くて全般的な速度は鈍いが、彼らが使う特殊攻撃はオードの力に因ってだいぶ強力になっている。
特にオードの力により強化された魔法攻撃は圧倒的な威力を誇る。
► 容貌:オディウム乱用によるオードの力で全身が緑色に変色している。一部のものからはオーラが立ち上っている。