ウィザードから転職する時に選べる2次クラスのひとつ。最も大きい特徴は、精霊(スピリット)を呼び出して、自分の手下にして戦うということ。
直接的な戦闘はスピリットに任せて、スピリット ウイングはスピリットをコントロールすると同時に、各種魔法で徐々に敵のHPおよび能力値を低下させることが基本戦法だ。プレイによっては一人で強力なエリート モンスターを相手にできる。
一方、対人戦時には、ディバッファーとして多様な弱体化スキルを駆使しながら、一定時間コントロールを不可能にさせるフィア スキルを使用し、相手を妨害するのが主な戦法。
特にアビスでは相手の飛行時間を強制的に減らすスキルを活用して、落下死させることもでき、恐怖の対象になることもある。
基礎ステータス |
STR 90 / VIT 90 / AGI 100 / DEX 100 / INT 115 / WIL 115 |
使用武器 |
スペルブック / オーブ |
使用防具 |
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特徴 |
● 4大属性の精霊(スピリット)を召喚することができる |
スピリット ウイングは火、水、土、風の4大属性スピリットの召喚及び多彩な弱体化魔法の使用に特化されたクラスだ。スペル ウイングに比べ、攻撃魔法の種類の数が少なく、ターゲットを直接攻撃することが難しい。そのため、戦闘は4大属性スピリットと4大属性エネルギーに任せて、これをコントロールする役割を担う。
スピリット ウイングが召喚できる4大属性スピリットは、能力が少しずつ違うため、状況によって適切なスピリットを召喚する必要がある。スピリット ウイング独特のスキルのひとつであるコマンド系列のスキルは、スピリットを直接コントロールできるスキルだが、各スピリットごとにスキルの効果が違うため、各スピリットの能力とスキルの理解が十分に必要となってくる。
スピリット ウイングのもうひとつの特徴はクラス唯一のディバッファーで、多数の弱体化スキルを持っていることだ。 特に、相手の動きを封じ込めたり、攻撃速度を減少させたり、といった妨害スキルが多く、効果的に敵の接近を封じ込めることができる。しかし弱体化系列のスキルはターゲットの敵対値を大きく向上させるため、敵対値の管理には万全の注意をしなければならない。
HPと防御力が低く、常に攻撃を受けないように気を使わねばならないため育成が難しいクラスだが、戦闘を補助する多彩なスキルによって対人戦はもちろんパーティープレイでも重要な位置を占める。
シャドウ ウイングやボウ ウイングのような破壊的な攻撃力はないが、ターゲットのHPを徐々に減らしていくDOT攻撃スキルや、相手の強化スキルを消して尚且つダメージを与えるスキルなどを使用し、ターゲットを徐々に弱らせて行く戦法で、パーティープレイを円滑にする役割を果たすことができるだろう。
・関連ページ:スピリット ウイング スキル
スピリットの助けがなければ、ほぼ戦闘は不可能だ |
スピリット ウイングはソロプレイに特化したクラスの一つである。ターゲットの特性に合わせたスピリットを駆使することで、戦闘を容易に運ぶことができる。しかし、スピリットはコマンドスキルの攻撃力は高いが基本攻撃力は比較的低く、また術士とともに戦闘を進行しなければならず、戦闘時は常にスピリットの操作に気を配らなければならない。
特に、スピリット ウイングがスピリットを補助するために使うコマンドスキルの大部分は弱体化系列のスキルで、ターゲットの敵対値を大きく上昇させてしまう。敵対値の管理と、術士のHP管理にも十分気をつけなければならない。スペル ウイングと比較すると直接攻撃を行わない分だけ、HP管理は容易な方だが、スピリットのHPを回復する時に術士のHPを消耗するため、HPおよびMPの管理が比較的難しいクラスと言える。
効果的な戦闘を行うためには、攻撃系列のスティグマ スキルを獲得する必要がある。ソロプレイを行うならHP回復のためのHP吸収と、敵をスピリット化させて弱体化させるフィアスキルは優先的に習得しよう。ウィザード時代から獲得し、最終的にレベルⅴまで取得できるイロージョンは、スピリット ウイングの主力攻撃魔法である。積極的に使っていこう。
じわりじわりと弱らせていく戦闘の得意なスピリット ウイング |
スピリット ウイングは、スピリットと多彩な弱体化スキルで戦闘をくり広げるクラスで、パーティープレイ時には弱体化魔法を担当する。シャドウ ウイングやスペル ウイングのように、爆発的な攻撃力で素早くターゲットを倒すことはできないが、多彩な弱体化スキルでターゲットを攪乱し、スムーズなパーティープレイが行える為、通常のパーティーはもちろんのこと、ボス狩りのパーティーでも大変重宝される。
その理由として、マジック ブロックを使用すれば、ターゲットが強化魔法をかけることを妨害し、ターゲットが強化魔法を使用したとしても、マジックコンバスチョンなどで、強化魔法の除去が出来、さらにターゲットのアイテム ドロップ確率を高めるコマンド:ディケイを使うことができる為、効率的なプレイを可能にしてくれるからだ。
スピリット ウイングは一般的にディバッファーでパーティーに参加することになるが、この場合術士はなるべくターゲットの弱体化に力を注いだほうが良いだろう。スピリットはパーティーの不足を補えるものを召喚すると良いが、目的が単純なダメージ ディーリングであれば、遠距離攻撃で、攻撃力も比較的強いウォーター スピリットを召喚すれば良いだろう。視界も一番良い。
攻撃のサポート手段となる4大属性エネルギーは、スピリットの属性に合わせて召喚しよう。4大属性エネルギーの攻撃力は同じようなものだが、スピリットの属性弱体化スキルを使う場合よりも効果的な攻撃が可能となる。ただし4大属性エネルギーはディレイ時間を共有するため一度に一つのエネルギーだけ召喚でき、また各属性エネルギーとスピリットは習得レベルが違うため、スピリットの戦略的な活用が重要となる。
プレイスタイル |
使用武器 |
使用防具 |
上昇能力 |
ソロプレイ |
魔法増幅力 / HP/ 魔法命中 |
||
パーティープレイ |
魔法増幅力 / HP / 魔法命中 |
支援攻撃が主となるため、装備はそれほど重要ではない |
スピリット ウイングは、装備選択の範囲が非常に狭いクラスとなる。唯一装備できるのはローブ系の防具となり、装備できる武器もスペルブックとオーブだけだ。
オーブは火属性、スペルブックは水属性といったように、ウィザード系列クラスが装備できる武器には属性が付与されているが、近接戦闘を行わないスピリット ウイングは、属性にそれほど縛られることはない。
装備を選択する際に最も重要なのはオプションで、 可能なら魔法増幅力とHPの数値が高いものを選択しよう。
重要ステータス |
スピリット ウイングが使うスペルブックとオーブの最も大きな差は、魔法増幅力と魔法命中だ。 一般的に同一系列のアイテムの場合、魔法増幅力はオーブが高く、反対に魔法命中はスペルブックが高くなる。プレイヤーにより好みは分かれるだろうが、一般的にオーブを装備して魔法増幅力を上げたほうが良いだろう。
なぜなら、攻撃魔法を活用するより精霊を活用する頻度の方が高く、魔法命中よりも魔法増幅力を強化し、攻撃魔法の威力を強化する方が、狩りを行う際に遥かに役立つからだ。ただし、オーブはスペルブックに比べて入手が難しい。
効率的なプレイをするためには魔石の装着が必須となる。育成初期から魔法増幅力のある魔石を武器や防具に装着し、魔法攻撃力を向上させよう。素早い育成のためにも魔法増幅力を強化することは必要不可欠な要素と言える。一方で育成後期になると、パーティプレイではディバッファーとしての役割を期待されるため、レベル45くらいを目安に武器はスペルブックへと、魔石は魔法命中へと移行させていくと良いだろう。
ディバッファーの役割はいかに弱体化魔法をターゲットに命中させるか、であって、ダメージはほとんど関係がない。これは対人戦の場合にも同じことが言えるだろう。高レベルのターゲットにレジストされないようにするためにも、魔法命中を重視して育成していくことがオススメである。
魔法増幅力が高ければシャドウ ウイングなみの速度の狩りが行える |
魔法増幅力が低ければ、スピリットを最大限活用しよう |
・詳細はスピリット ウイング スキルを参照
いつでも一緒!視界の邪魔なんて言わないで>< |
多彩なスキルを活用するためにかなりの操作量が要求されるクラスだが、スピリットのコントロール次第でスピリット ウイングの可能性は無限に広がる。時には親しみを持ってスピリットを使役し、時には冷酷にスピリットを犠牲にする。それがスピリット ウイングだ。
とても不思議なスピリット ウイングの魅力をあなたも一度味わってみよう!
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