レパル団 秘密実験室 TEST12

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右がレパル団研究所長ヴェリタ、左にいる能天気な輩が助手だ。

ここはアビス深層部にある、誰にも知られていない

レパル団 研究所の奥の奥、とある秘密実験室。

天界、魔界にいるレパル団 研究所長たちに負けじと、黙々と怪しい研究を続けるのは研究所長 ヴェリタ(という名のマッドサイエンティスト)と、そのひとりの助手(名前はまだない)。レパル団が一刻も早くアトレイアの征服を果たすべく、今日も怪しい実験･検証が行われるのであった。

はたして、今日はどんな真理を発見できるのか！

助手：博士！　なにやらシューゴ族がトレジャーハントとかいう

ものをやっていたんで、覗いてみたら神石とか置いてあったっす！

俺がチャレンジしようとしたらギーナじゃだめだって断られたっすよ……。

ヴェリタ：断られたから帰ってきたじゃと？……ばっかもんが！

レパル団員なら、レパル団らしくいつもの方法でやらんか！

助手：へ、へい！(カイモを出せって言われたけど、よくわからないんすよね……)

ところで博士、今日はなにをやるんです？

外がいい天気なんで、空を眺めながらのんびりしたのがいいっす！

ヴェリタ：そうじゃのう……。

空を眺めないでいっそのこと、空から眺めた景色でも見てこい！

じゃが、場所は天界でも魔界でもなく、アビスじゃ～！

助手：えぇ！

あそこじゃ天気もなにもないじゃないすか！

しかもオレ、ディーヴァ達みたいにウイングフェザーなんてもってないっすよ！

ヴェリタ：ウイングフェザーは心配するでない。ディーヴァ達より早く飛べる

わしが昔使っていた機械式のやつを貸してやろう、それを使ってディーヴァ達の

飛行するルートがどれぐらい時間がかかるか調べるのじゃ。

助手：ちょっとボロいっすけど、コレ大丈夫なんすか？

落下したらシャレにならないっすよ！

ヴェリタ：つべこべ、いわずにさっさといかんか！

レパル団アビス侵攻のためじゃ、むしろ落下するぐらいの気持ちでいけ！

ルートを記したメモを忘れずにのう。

助手：博士から借りた機械式のウイングフェザーがなんだか不安すけど、長い時間飛べるんでなんとか魔族、天族の両拠点を

偵察できましたよ。途中レイボ島とかいう場所で、天族のディーヴァに見つかったときはヒヤっとしたっす。

ヴェリタ：魔族、天族で要塞をめぐって争っている際、中央にあるアーティファクトに戦力が集中する傾向があるようじゃ。

それだけ重要なものなら素早く飛行して奪わとのう。

※飛行速度や高度調節、飛行方向によっては、到達時間が若干異なります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ARTWORK@香月りお

助手：下層部から上層部へ行けるのはレパル団員の間では常識ですが、ディーヴァたちは知ってるんですかね。

たまに要塞や尾根の移動士NPCが倒されてるときなんかは、有効なルートだと思えるんだけどなぁ。

新しいウイングフェザーを開発したいところじゃ。

ワシじゃ、研究所長ヴェリタじゃ。あの機械式ウイングフェザーじゃが、まだ動くとはのう……驚きじゃ。今回の実験で助手が飛び回ったわけじゃが、これ以外にもいくつも飛行ルートはある。じゃが、汎用性の高いルートは、こんなとこじゃろうな。レイボ島あたりにキスクを立てて、各地へレパル団員を引き連れて強襲したらたまげるぞい。