右がレパル団研究所長ヴェリタ、左にいる能天気な輩が助手だ。 |
ここはアビス深層部にある、誰にも知られていない
レパル団 研究所の奥の奥、とある秘密実験室。
天界、魔界にいるレパル団 研究所長たちに負けじと、黙々と怪しい研究を続けるのは研究所長 ヴェリタ(という名のマッドサイエンティスト)と、そのひとりの助手(名前はまだない)。レパル団が一刻も早くアトレイアの征服を果たすべく、今日も怪しい実験・検証が行われるのであった。
はたして、今日はどんな真理を発見できるのか!
助手:そういえば、博士。オレらがやってる研究に対して
ディーヴァ達が感謝してるみたいっすよ!自分達のためにやってるとはいえ
なんかこう感謝されるとムズがゆいというか、悪い気はしないっすね、へへっ!
ヴェリタ:ばっかもんが!ワシの研究はディーヴァ達なんぞのためにやっとるんではない!
すべてはレパル団のため! ワシのためじゃ!
バカなことを言ってないで、実験を始めるぞ。ばかもんがっ!
助手:へ、へい! そろそろ実験は、いい加減ラクなやつがいいっす!
モンスターを倒すのは疲れましたっす!
ヴェリタ:今回はかなりラクじゃぞ。
なんといったって、貴様はただジッとしているだけでいいんじゃからの。
助手:
動かなければ…いいんすか?(なんか、このパターンはどこかで……)
ヴェリタ:うむ、神石強化された武器の攻撃を受けてもらうだけじゃ。
貴様はただ立っているだけだからラクじゃろう?
神石効果に対しての魔法抵抗値の関係性を知りたいのじゃ。
助手:えぇぇ、神石強化の武器ですか……。
とりあえず、どれぐらい攻撃を受ければいいんすか?
できるだけ少ないほうがいいんすけど。
ヴェリタ:そうじゃのう、神石が100回発動するまでじゃからな。
攻撃回数は……まあ、発動率5%ということは2000回前後じゃろな。
それでは、さっそくはじめるぞ! そこに横たわるのじゃ……フフフ。
今週の実験 ※助手が説明します 今回の実験は、状態異常神石に対しての魔法抵抗値を測る実験です。攻撃側は魔法命中を固定にし、 防御側の魔法抵抗値を段階的に上げていきます。各抵抗値ごとに神石の状態異常効果が100回発動するまで 攻撃を継続して、その発動100回中に防御側が何回状態異常に対して抵抗できたかを測定します。
攻撃側の魔法命中値は1005で固定。使用した神石は5%の確率で沈黙効果のる神石:ユベントスの平定です。 防御側の魔法抵抗値は1004から開始。参考装備として、ミラジェント チェーン セット、ラクハネ フード、 ユニーク グレードのアビスアクセサリーや魔石:魔法抵抗 +12を使って魔法抵抗値を調整しながら上げていきます。 神石による状態異常効果が100回発動したら、防御側の魔法抵抗値を約100上げて再度計測していきます。
表内にある神石発動回数とは、相手が沈黙状態に陥った回数ではなく、神石の効果が発動した回数です。 ※画面上では「神石の効果が発動しました。」というログが流れるアレです。 それに対する抵抗回数とは100回の発動に対して防御側に効果が表れなかった回数=抵抗できた数を示します。
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助手:痛いっす! この表内での最高値である魔法抵抗値1400台でも、ほとんど沈黙してしまうッス!
魔法命中と魔法抵抗、このふたつの差が均衡している状態だと、ほとんど抵抗できなかった感じですね。
前衛職が神石や状態異常スキルなどを防げないのは、この数値差が原因のひとつかもしれないすね。
防御側の魔法抵抗値 |
1004 |
1106 |
1202 |
1300 |
1401 |
攻撃側の魔法命中値との差 |
-1 |
+101 |
+197 |
+295 |
+396 |
神石発動回数 / 総攻撃回数 |
100 / 2802 |
100 / 2210 | 100 / 2422 | 100 / 2755 | 100 / 2868 |
神石発動確率 |
3.57% |
4.52% |
4.13% |
3.63% |
3.49% |
防御側の抵抗回数(=率) |
0回(%) |
3回(%) |
8回(%) |
23回(%) |
33回(%) |
ヴェリタ:ふむ……魔法命中と魔法抵抗との数値差が500に差し掛かったあたりから、抵抗する率が上がってきているようじゃな。
魔法抵抗値1500はディーヴァニオン チェーンフル装備にユニーク グレードのアビスアクセサリーの組み合わせで達成できるぞ。
もちろん、魔石:魔法抵抗 +12で強化すれば1700~1800まで伸ばせるじゃろう。魔法抵抗値1800での検証結果は
驚異の抵抗率で正直ワシも驚いたぞい……これは団員達にさっそく報告じゃ。ふふふ、ディーヴァ達よ、覚悟するがよいぞ!
防御側の魔法抵抗値 |
1509 |
1602 |
1706 |
1802 |
攻撃側の魔法命中値との差 |
+504 |
+597 |
+701 |
+797 |
神石発動回数 / 総攻撃回数 |
100 / 2544 |
100 / 2622 | 100 / 2574 | 100 / 2388 |
神石発動確率 |
3.93% |
3.81% |
3.89% |
4.12% |
防御側の抵抗回数(=率) |
41回(%) |
47回(%) |
51回(%) |
77回(%) |
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ワシじゃ、研究所長ヴェリタじゃ。チクチクレベルとはいえ、何千回剣を振ったかの。ひさびさに動いたもんだから少々疲れたわい……まあ、日頃の研究ストレスも解消できたからよしとするかのう。
今回の実験でわかったことは、神石が発動しても魔法抵抗が高ければ防ぐことができ、抵抗率はおそらく魔法命中との差分で決まるという点じゃな。逆の立場で言えば、魔法抵抗を上げた相手への対抗手段としては、こちらの魔法命中を上げるスキルか、基本的な火力でゴリ押しってとこじゃ。ディーヴァと表立ってコトを構える気はないが、ワシだったら後者のほうを選ぶかのう。
1.神石状態異常への抵抗は、差分300あたりから約30%の抵抗を開始。 差分が500を越えると数値に比例するように抵抗率が50%に近づいていく。 2.魔法抵抗値1800以上は、チャントウイングのバフスキルや、 魔法抵抗値を上げる料理などを併用することで可能。 3.差分が800を超えると80%近い抵抗を示す。たいしたものじゃ。 4.左右両手の武器に同じ神石強化をしても、 相手を状態異常にする確率自体には大きな変動は無し。 5.神石をつけるなら左右で異なるものがよい。 麻痺して沈黙なんかおきた日には相手は絶望じゃ。 |
ギーナとか時間とかは気にせずに、どうぞ。
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このコーナーの実験はテストサーバーにて各種環境を整えたうえで行っています。 レパル団の怪しい研究者が出した結果は公式発表のものではないことをご了承ください。 パワーウィキのフォーラム機能を使って投稿する形で問い合わせください。 |