【クラシックサービスの歩き方】レベル40~44(種族共通)

 マイキャラのレベルが40になると、新たなIDとなる「スティール クロウ号」に挑戦できる。また、今後長くお世話になるであろう「ドラウプニル洞窟」での活動も視野に入り、これまでとはプレイスタイルが一変するのだ。

2通りのルートが用意されたID「スティール クロウ号」

 「スティール クロウ号」は、ネコにも似た可愛らしい見た目ながら、好戦的な種族の「シュラク族」がたむろするIDである。
 海賊船をモチーフにしたID内は、「中層」「下層→上層」の2ルートに大きく分かれている。最初の大広間に分岐があり、前進すると中層ルート、右折すると下層→上層ルートへ進むのだ。両者の難易度をざっくり説明すると、中層はレベル40~44向け、下層→上層はレベル45以上向けとなっている。


 中層ルートで注目してほしいのは、特別なユニーク防具のシリーズの「肩装備」や「頭装備」が獲得できる、反復系のクエストである。クエストの遂行回数は20回と多いが、1回のID攻略で複数回のクエストをこなせるチャンスがあり、思いのほか現実的なバランスとなっているのだ。クエストの内容は魔族と天族で違うので、各ページで詳細を確認してほしい。

 そのほかには、中層ルートにおけるラスボスの「ゴールデン アイ マントゥトゥ」がドロップする、ユニーク防具の足装備も高性能だ。これは移動速度+22%の効果があり、上述の肩装備や頭装備と同様、レベルキャップの50まで使える品となっている。

 ちなみに、上記に含まれない「胴装備」「脚(腰)装備」「手装備」の各部位は、下層→上層ルートを通じて獲得する。これらのシリーズを3個、または5個装備すると、追加でセット効果も得られるのだ。

龍族の本拠地となるID「ドラウプニル洞窟」

 「ドラウプニル洞窟」は、龍族の本拠地となるIDである。
 このIDは従来と異なり、入場するための移動ルートの途中で、敵対種族に遭遇する可能性がある。移動ルートそのものも複雑で、IDに入場するまでの間も波瀾万丈の展開となりやすいのだ。

 ドラウプニル洞窟自体はとても広大だが、このレベル帯におけるメジャーなスタイルは、各所にいる計4体(+α)のネームドモンスターを討伐するツアーである。これらがドロップするユニーク防具は、スティール クロウ号のものと甲乙がつけがたい性能だ。当面は、ドラウプニル洞窟やスティール クロウ号の防具を合わせて、全身をユニークで統一するのが大きな目標となるだろう。


 ちなみに、ドラウプニル洞窟とスティール クロウ号のユニーク防具は、それぞれにメリットがあり、両方を取得しても無駄にはならない。少し先の話にはなるが、魔石によるカスタマイズを行うことで、用途別に防具を使い分けることも可能だ。

 また、上記のネームドモンスターやユニーク防具のことは気にせず、シンプルに経験値稼ぎ目的でモンスターを乱獲するスタイルも悪くない。Episode 1.5で追加されたID専用の反復クエストや、「ロダス アミュレット」などを併用すれば、3~5人前後のパーティで挑むことで、びっくりするくらいの経験値を稼げることも。

「コイン武器」は検討する価値あり

 IDのラスボスがお目当てのユニーク武器をドロップする確率は、それほど高くはない。また、競売にユニーク武器が出品されることもあるが、なかなかのお値段だろう。そういったこともあり、長期間にわたって武器を更新できない人もいるかもしれない。

 そういったときに、ぜひ検討してほしいのが「コイン」装備だ。とくに、レベル41(金コインが必要)と、レベル46(プラチナ コインが必要)で装備できる武器は一見の価値がある。
 たとえばプラチナ コインで交換できる武器のシリーズ(レベル46)には、レアなオプション効果の「攻撃/詠唱速度+」が付随している。ハイエンドな武器を入手するまでの“つなぎ”や、クラスによっては“両手武器合成”の素材用としても十分に役立つだろう。


 アイテムの交換時はそれなりの枚数のコインが必要となるが、レジェンドグレードであれば、金策を頑張ればきっと手が届くはず。まずはコイン装備を交換してくれる各NPCで、武器の性能をじっくり確かめてみよう。

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