エピソード4で初めて公開した地下大空洞は、いたるところが魔方陣や秘密通路となっている。地下大空洞はディアド要塞の裏側にある。北西にレジスタンスの村、南西に隠れ里、エンシェント巨人の墓(南東のエンシェント巨人の墓、北東のエンシェント巨人の墓を含む)からなっている。
地下大空洞のなかでユーザーの人気スポットといえば、「エンシェント巨人の墓(南東のエンシェント巨人の墓、北東のエンシェント巨人の墓を含む)」と「大空洞北東側のフィールド」が挙げられる。
ここでは高価なアイテムと高い経験値を獲得することができるので、高レベルのユーザーがよく狩りをしに来る。また、レベル40ほどのエルフクラスとウィザードクラスが主になって、パーティプレーをするにも良い狩り場として知られている。
大空洞北東側のフィールド
大概リネージュでは、特定の場所でどのようなアイテムを獲得できるかによって、その地域の名前として使われ、そこが人気スポットになる。
大空洞北東側のフィールドは、代表的にウィザードクラスの3大魔法と言われる「アブソルートバリア」がドロップされる場所である。大空洞北東側のフィールドは、通称「アブソル獲得所」または「将軍房」と呼ばれている。
大空洞北東側のフィールドでは、ダークエルフやナイトクラスの場合、最低45レベル以上、+8武器、+5防具以上の装備を装着して、サポーターウィザードと一緒に狩りをすることをお勧めする。その他のクラスはレベル40以上、+8武器、+5防具以上(ウィザードクラスの場合武器のクリスタルスタッフ)の装備を持ってエルフクラスとウィザードクラスがメインのパーティで狩りをした方が良いだろう。
大空洞レジスタンスの村にはNPCティグスとNPC錬金術師がいる。ポーションのセッティングを間違えたり、魔法に使われる魔法の触媒アイテムが足りなかったりするなら、出発する前に彼らを活用して今一度所持アイテムを点検しよう。
大空洞北東側のフィールドは、大空洞レジスタンスの村から南東に向かう道に沿って、大きな橋が出るまで東に移動する。特に、大空洞北東側のフィールドまで行く道の要所には、ダークフォレスター、モール、ダイアーベアー、ブラック ウィザード、ダークエルフ ソルジャー、ビースト サマナー、キャリング ダークエルフ、ブラック タイガーなどの先攻型モンスターの出現頻度が高い。
これらは30レベル後半から40レベル前半までのモンスターで、低レベルのユーザーには威嚇的な存在なので注意しなければならない。また、高レベルのユーザーもここに来るときには、モンスターが一気に増えるかもしれないので、出現するモンスターをすべて倒してから移動することをお勧めする。
出現するモンスターの中でモールは石を投げるような攻撃をする。最大4セルまで攻撃ができるので、ユーザーにとっては侮れないダメージを与える。歩いていたり他のモンスターと戦っていたりするうちに、いきなり現れて奇襲攻撃をするので、アースリングがあるなら装着してダメージを減らすのもいい方法であろう。
大きな橋がある所まで到着したら、北東の方に向かって進む。以後、下のスクリーンショットと同じ地形や、北西方向に架かっている橋を発見することができる。
上記の地域が大空洞北東側のフィールドの基準になる所である。この基準点から北西方向と南東方向は、出現するモンスターによって難易度の面で大きな差がある。基準点から南東の方の地域は、通称「将軍房」と呼ばれている所である。
ここでは、ダークエルフ ジェネラル、ディープ フラワー、ダークエルフ シーフ、ダイアーウルフ、ダイアーベアー、ダークエルフ レンジャー、ダークエルフ ガード、ダイアーバット、モールなどが出現する。特に、ダークエルフ ジェネラルは43レベルのモンスターでこの地域で出現するモンスターの中で一番レベルが高い。
なお、高レベルのユーザー(52レベル以上)がサポーターウィザードと一緒に単騎狩りをする姿がよく見られる。当該地域はモンスターの出現頻度が高く、よく囲まれるので気をつけなければならない。
基準点から北西にあるA地域は、将軍房と呼ばれるところよりは難易度が少し低い。難易度が低い理由とは、モンスターの出現頻度が一定だからである。低レベルのユーザーもサポーター ウィザードと一緒に狩りができるほど、モンスターが一気に集まる危険性も低い所である。
A地域では、ダークエルフ ジェネラルを除いた、ダークエルフ シーフ、ダイアーウルフ、ダイアーベアー、ダークエルフ レンジャー、ダークエルフ ガード、ダイアーバット、モールなどが出現する。
A地域から橋を渡って上の方に行くと、B地域が出る。B地域はA地域より難易度がより低い地域で、45レベル以上のウィザード クラスのユーザーがサモン モンスターと一緒に狩りができるほどの所である。出現するモンスターは、ダークエルフ シーフ、ダイアーウルフ、ダイアーベアー、ダークエルフ レンジャー、ダークエルフ ガード、ダイアーバット、モールなどが低い頻度で現れる。
エンシェント巨人の墓
エンシェント巨人の墓は大空洞レジスタンスの村から歩いて行くしか方法がない。そこまでは大空洞レジスタンスの村を通って、NPC(アデン情報員)の前にある魔方陣を通じて行ける。
エンシェント巨人の墓では、今までの狩り場では見たことのない巨大なモンスターが出現する。このモンスターから攻撃を受けると、まるで「ロボット(通称空き缶)」のような音を立てるが、その破壊力は想像を絶する。
このモンスターを攻撃すると武器が壊れてします。おまけにこのモンスターは大量のHPを持っている。しかし、移動速度がとても遅いという弱点がある。
エンシェント巨人の墓にもっとも適したクラスを特定するのは難しい。ここで普通に狩りをするときは、高レベル(ナイト60、ダークエルフ55、エルフ65)でない以上、一つのパーティを組んで狩りをしなければならない。一つのパーティの定員は8人で、ウィザードクラスを含めて、エルフクラスをメインに組んだ方が楽である。
近接戦闘をするキャラクターなら武器が壊れることに備えて砥石を持っていくか、壊れない武器(ダマスカス)を持っていかなければならない。エルフ クラスの場合、モンスターのレベルが高いので、攻撃成功率の高いボウを装着した方が良い。または、ダメージが強いアローを用意しなければならない。
ウィザード クラスの場合には、「イミューントゥハーム」をよく使わざるをえないので、魔力の石を十分にもっていかなければならない。装着した装備のエンチャントレベルとしては、最低でも+8武器、+5防具セット(魔法防御セット)をお勧めする。アクセサリーはマジック プロテクション リングとファイアー リングを組み合わせるのも良い。
ここで出現するモンスターの中・高レベルのグレイヴ ガーディアン(レベル45)と、グレイヴ ガーディアン メイジ(レベル48)、グレイヴ ガーディアン ナイト(レベル50)、ジャイアントグレイヴガーディアン(レベル56)が現れる。
グレイヴ ガーディアンは、彼らの仲間の中で体がもっとも小さくて弱い。グレイヴ ガーディアン メイジは、物理攻撃はほとんどせずに魔法攻撃(ファイアーボール)を駆使するので、射程距離にHPの低いキャラクターがいたら非常に危ない(グレイヴ ガーディアン メイジは普通に魔法攻撃(ファイアーボール)を駆使する。オーク ウィザードのファイアーボールとは桁違いの攻撃力を持っている)。
グレイヴ ガーディアン ナイトは、キャラクターに近づいて強力な物理攻撃をする。ジャイアント グレイヴ ガーディアンもグレイヴ ガーディアン ナイトのような物理攻撃をするが、これは近接攻撃ではなく遠距離攻撃である。これらのモンスターはすぐに倒せないので、あっという間に多数のモンスターに囲まれる危険もある。
この場所で一番注意すべきことは、モンスターが登場する地域ごとに仕掛けられたトラップによる毒攻撃である。この毒にかかるようになると、非常に短時間内でキャラクターが固まってしまう。この時には毒消しアイテムを迅速に使用するか、パーティーメンバーに助けてもらい毒を消さなければならない。
また、モンスターが手に負えないほど集まる場合もあるから注意しなければならない。このようなときは、足の速いモンスターに変身した後、エンシェントジャイアントジェネラルNPCの方に逃げ込むと、モンスターたちがターゲットの視点を失うために攻撃を受けなくなる。
基本的にドロップされるアイテムは、砥石、各種のレッドポーション、魔力回復ポーション、ブレイブポーション、ヘイストポーションなどである。特に、当該地域でドロップされる古代人の呪術書(全4巻)をカルバスの下人NPCまで持っていくと、「アルケミストストーン」を報酬アイテムとして獲得できる。
アルケミストストーンからは24時間ごとに1回ずつランダムに各種のポーション、エルヴン ワッフル、スピリット ポーションなどを得られる(無限の矢筒と同じ効果)。スピリット ポーションには一定量のMPを回復する効果がある。また、バルログ謁見所にいる「レッサーデーモン」から製作できる悪魔の武器類の材料にもなる。
ここで獲得できる高価なアイテムとしては、古代人の錬金術スクロール、古代人の呪術スクロール、祝福された古代人の錬金術スクロール、祝福された古代人の呪術スクロールがある(各々武器・防具強化スクロール、祝福された武器・防具強化スクロールの効果)。
これ以外にも、エンシェント巨人の墓では、悪魔の黒色、赤色、青色、白色の足かせが手に入るが、これは悪魔の武器を製作するときに使われるアイテムである。