ダークエルフの誕生の話に続いて...
ダークエルフたちが逃げるように入り込んだのは、現在のアデン大陸の東側、過去古代の巨人族が作っておいた地下の大空洞だった。もともと、そこは巨人族の鉱山地域で、巨人族が滅亡した後にも巨人族が誕生させた生命体の「オーム」が住んでいた。
オームは地の精霊「ノーム」と「オーガ」の遺伝子を組み合わせて誕生させた新しい種である。非常に高い知性と魔法力を誇った巨人族が、自分たちの知識の誇りと労働力を確保するために作り上げた生命体だった。オームたちは、それほど高くはないが、自分たちの種族の秩序や共同生活ができるほどの知能を持っていた。彼らは初めて会う他種族に対する驚きと若干の恐怖感を持っていながらも、基本的に遺伝子のそこに埋め込まれた奴隷の習性と性格そのものは良いので、初めて会うダークエルフにも好意的な態度でいろいろと助けたものである。
それで、本格的な戦争の準備をして、地下侵攻路を通じてウィンダウッド城とグルーディンを廃墟にし、アデン全域を戦場に変えたラスタバド!そのラスタバドの軍隊を見たアデンの各領主たちは、彼らの威嚇に屈せず連合大軍を創設して地上軍の反撃を図る。しかし、ディアド要塞に対する情報が不足している中、沈黙の洞窟にいる長老「ブルディカ」が地上軍に協力する意を明らかにするが...
死活に関わる問題を抱えていた1世代ダークエルフたちは、オームの助けを受けてだんだん地下での生活に慣れ始め、基本的な衣食住の問題が解決され、ある程度の余裕を持つようになった。そして、急な環境の変化や創造主に見捨てられたショックが消え、徐々に人間と自分たちの創造主であるアインハザードに対する憎悪が、再び彼らの本能を刺激し始めた。
ディアド要塞は地下侵攻路の一番奥に位置する地下大空洞の要塞である。広い空洞の要塞には、ラスタバド軍隊の生体実験によって作り出された殺人兵器が、責めてくる敵を阻止するために攻撃する。
バランカとライアはディアド要塞を守る魔獣軍団長と法霊軍団長で、恐ろしい破壊力と魔法力をもって多くのプレーヤーをしつこく攻撃してくる。
エピソード3の生と死では、ユーザーが使うキャラクターの変化が目立つ。キャラクターやクラス別に様々な武器攻撃のパターンや行動、挨拶、挑発、進撃などのポーズをとることができ、自分のキャラクターでより豊かな感情表現が出来るようになった。なお、従来の様々なダンジョンをユーザーのレベルに合わせて狩り場のリニューアルを断行し、全く新しい狩り場として生まれ変わった。
ディアド要塞はリネージュに登場する8番目の城で、ラスタバド勢力が所有する城として設定されている。
ディアド要塞には、地下侵攻路を通っていけるが、ディアド テレポート スクロールを使えば瞬時にテレポートすることが出来る。ディアド要塞の攻城戦は他の城と同様である。NPCアデン偵察兵を通じても戦争の布告が可能である。