オーバーエンチャント(OE)とは、キャラクターの武器や防具にスクロールを利用した強化を行なう際に、安全に強化できる水準を超えた状態から試みる行為。また、そうして作られた「安全に強化できる水準を超えた強化の値を持った状態」を指す。
進行方法
オーバーエンチャントを行なう際は、強化を試みる武器や防具と、使用する強化スクロールが必要である。
この際、武器や防具が封印スクロールによって封印されている場合は強化を試みることができない。
通常のスクロールによる強化と同様に、強化スクロールを使用後、強化するアイテムを選択する。
■成功の場合
通常の強化スクロールによる強化が完了した場合と同じメッセージが表示され、強化が完了する。
■失敗の場合
強化を試みたアイテムが強烈に光ったあと、蒸発してなくなる。
残念ながら、オーバーエンチャントにより蒸発したアイテムを復元する方法は存在しない。
オーバーエンチャントの確率
オーバーエンチャントが成功し強化される確率に比べて、失敗し蒸発する可能性のほうが高い。
オーバーエンチャントされた武器や防具の金銭的価値は、+1の強化の差が数倍に及ぶ場合が多くある。
しかしオーバーエンチャントの失敗によって装備が失われるリスク、また成功の波を考え、自ら積極的にオーバーエンチャントを行なわず他のプレイヤーからオーバーエンチャントされたアイテムを購入するのもまた、ひとつのプレイスタイルである。
祝福された強化スクロールを使用したオーバーエンチャント
祝福された強化スクロールを使用して一般的なアイテム(補足①)の強化を試みた場合、一定の確率でチラッと光り、+2の強化がされる場合がある。(補足②)
いずれの場合も、必ず+2の強化がされるわけではなく、+1の強化しか行なわれない場合があるため、使用した祝福されたスクロールが無駄となるリスクが存在する。
しかし、安全に強化できる水準からアイテムの蒸発のリスクなくオーバーエンチャントが可能なため、武器や防具と祝福された強化スクロールの費用対効果を考えた場合に有効な方法となる。
※補足
①現在、骨材質とブラック ミスリル材質の防具は、祝福された 防具強化スクロールを使用しても、+1しか強化されない。
②その一方で、+0のブラックミスリル製の武器(マリス エレメント クロウなど)や骨製の武器(バフォメット スタッフなど)に祝福された 武器強化スクロールを使ってOEが成功した場合であっても、通常の武器と同様、+1、+2、+3のいずれかの効果になるようだ。
③+0や+1アイテムに対して+3の強化がされる場合があるが、安全に強化できる水準で費用対効果から一般的でない。
④+4防具に対しても+6防具となる場合があるが、安全に強化できる水準でないため、蒸発の可能性と費用対効果から一般的でない。
+9以上に強化された状態でのオーバーエンチャント
+9以上に強化された武器や防具に対してスクロールによる強化を試みた場合、強化も蒸発も起こらない場合がある。
また、古代の武器強化スクロールは+9以上に強化された武器に対して、通常のスクロールより成功率が高い。
ジンクス
強化成功の縁起を担ぎ、多くのプレイヤーがオーバーエンチャントの際に特異な行動をする場合がある。
・ロウフルテンプルに祈りを捧げながらオーバーエンチャント。
・アデン城下町にある聖堂の祭壇に立ってオーバーエンチャント。
・大量の祝福された マジック クロークを蒸発させた後にオーバーエンチャント。
・狩りで死んでしまった後にオーバーエンチャント。
・特定の商店で強化スクロールを購入してオーバーエンチャント。
・オペイクポーションを使用してオーバーエンチャント。
・ディスプレイの電源を切ってオーバーエンチャント。