魔族の神殿は、地獄のような雰囲気だ。ここは、モンスターの物理攻撃や魔法攻撃がとても強い地域であり、登場するモンスターのレベルやHPも非常に高くて、シングルプレーは絶対に無理な地域である。
魔族の神殿に入ると、水中ダンジョンのようにHPが減り続ける。魔族の神殿で狩りをする時には、ウィザードクラスの回復魔法の「ライフストリーム」と、エルフクラスの「ネイチャーズタッチ」が非常に役立つ(深海ダンジョンのHP減少効果が適用されると勘違いするかもしれないが、これはダンジョンの特性によって存在する設定である。こんな現象に慌てた一部のユーザーたちは、エヴァの祝福を服用したりもするが...何の効果もない。)
魔族の神殿で狩りをするためには、最低でも55レベル以上、+9剣と+6セットを装着しなければならない。1人の攻撃手に2人のヒーラーがサポートしなければ、狩りをするには非常に厳しい地域である。55レベル以下のユーザーは必ずフルパーティーを構成して狩りに行かなければならない。
ダークエルフはダブルブレイクを、ウィザードはイミューントゥハームを攻撃手と自分にかけ続けなければならないほど高い難易度の狩り場である。そして、魔族の神殿のモンスターは範囲攻撃魔法を駆使するので、パーティーメンバーやサポーターウィザードは攻撃手と距離を置かなければならない。魔法防御力が120%を超えても、モンスターの魔法攻撃一撃でHPが200以上減る場合もあるので、気をつけよう。
魔族の神殿の入口の辺には、ヘビーオーム、ミドルオーム、グレイヴガーディアン、ダークフォレスターなどが登場する。特に、ここでは攻撃手の武器が壊れるモンスターが登場するので、壊れない武器または砥石を使わなければならない。また、グレイヴガーディアンの出現率が高くダンジョンの上や下の部分にある壁に沿って、モンスターが集まらないようにゆっくり進まなければならない。
入口ではNPCバッシュがいるが、話しかけると、「ロイを救出せよ」のクエストを遂行することできる。クエストの報償アイテムとしては、各種ポーションやスクロールをランダムに獲得できる「ロイの袋」である。
ダンジョンの中間部分まで行くと、本格的に魔族の神殿を代表するモンスターが出現する。ここの魔族の神殿に登場するモンスターは大きな特徴を持っている。
互いに対立中のアンデッド魔族の「堕落」と「コラプトプリースト」がいる。また、ライブ魔族である「バルログ」と「バルログプリースト」が出現するからである。狩りの途中に、コラプトプリーストがバルログの手下と出くわして、ユーザーより先に認識してしまうと、モンスター同士が戦う珍しい場面を目撃することができる。
堕落プリーストはHPが多い割には攻撃力はバルログ プリーストより弱い。コラプト プリーストは、5~6匹が一緒に登場する。その中で通称「カエル プリースト」と呼ばれるカエルに似ているコラプト プリーストの攻撃力が最も強いので気をつけよう。
特に、魔族の神殿で狩りをする時には、複数のモンスターが一緒に登場するので、ここの地形をうまく活用するのもいい方法である。例えば、パーティー狩りをする時には、誘引係りがモンスターを連れてきて、残りのパーティーメンバーは場所を決めて、ライフストリーム魔法を使いHP管理をしながらモンスターを倒す方法もある。ヒーラーはモンスターの範囲攻撃魔法にダメージを受けることもあるので、気をつけよう。
コラプト プリーストは監獄の鍵をドロップするが、これを使って魔族の神殿の西側にある囚われたアデンの傭兵のいる監獄まで行ける。監獄に移動するためにはオームに変身して、監獄の前にいるコラプト プリーストと会話をしなければならない。当該クエストは繰り返して遂行することができ、一定の確率で最高級の宝石類や祝福されたエンチャント スクロールまで獲得することができる。
魔族の神殿の西側にはバルログの手下たちが登場する。バルログの手下は一度に1匹ずつ現れる。本土ではボスクラスのモンスターのバフォメットとベレス、デーモン、サキュバスクイーン、サキュバスがセットになって登場する(ボスクラスのモンスターが手下とは...何かおかしいな?)。ここでは、モンスターの出現頻度が高いので、ヒーラーのMP消耗量は非常に多い。ここのモンスターからは、バフォメット スタッフ、デーモン スタッフ、変身(テレポート)コントロール リング、バフォメット アーマー、ベレス ブーツなどの高価アイテムが獲得できる。
バルログの追従者たちが登場する所の周辺には、壁に沿って移動すると、隠された部屋に通じる秘密通路が発見できる。その道を通ってバルログが次々と2匹ずつ現れる秘密の部屋にいけば、簡単にバルログを倒すことができる。
一方、魔族の神殿には、ボスモンスターの「堕落」が出現する。堕落の場合、魔族の神殿の北東側にある通称「堕落の部屋」で出現する。堕落の場合、バルログの軍師NPCから祝福を受けないと、すべての攻撃は通じないことを必ず覚えておきましょう。
ここでは、堕落の身体部位に因んだアイテムや、魔法書(フリージング ブリザード)、魔法書(ディケイポーション)、堕落の魔法書(1~4巻)が獲得できる。
堕落の魔法書や堕落の手、堕落の舌などは、堕落プリーストからも獲得できるが、これらはアイテム製作に活用される。魔族の神殿にあるバルログの肉片まで堕落の悪魔書1巻、2巻、3巻、4巻を持っていくと、インビジビリティクロークと同様の効果を持つバルログブラッディクロークを製作することができる。一定の周期でイビルブラッド(君主の勇気)、各種のスタッフアイテムが出てくる呪われた血を製作することができる。
また、堕落の身体部位に因んだアイテムを持って、バルログの肉片の隣にいるレッサーデーモンからイビル系アイテム類(イビルクロスボウ、イビルデュアルブレード、イビルソードなど)を製作することができる。