海賊島後半部はエピソード5のアップデートによって新たに公開された地域である。海賊島後半部は海賊王ドレイクと彼の宝物をめぐるホセとの暗闘を背景とするクエストができる。また、リザードマン長老から一族の宝物を取り戻してほしいというクエストができる場所である。また、船舶の墓までテレポートが可能な場所でもある。
村の周辺には海賊団がいたという証拠である大砲や難破船などが見られる。海賊島後半部フィールドに出現するモンスターは、ワイルドベノム、ワイルドファング、キウィパロット、ワイルドマジック、マッドリザードマン、ヘビーリザードマン、ブルーテイルなどがいる。また、クエストのボスモンスターとして「シュノーヴァ」が登場する。シュノーヴァは、モンスター名の公募によってその名前が決まったことで、ユーザーによく知られている。
他には、新たに登場したレアペットの「タイガー」が低い頻度で出現する。タイガーは海賊島後半部地域のみ出現し、フローティングアイの肉でなつかせることができる。レアペットのタイガーは、ラクーンのようになつかせるが、カリスマステータスの影響に左右される。
ここは海賊島前半部と難易度の面ではさほど変わらない。後半部全域で出現するリザードファミリのモンスターやワイルドファミリのモンスターを集めて一気に倒すという狩りのやり方をするユーザーが多い。大体30レベル後半から40レベル前半のウィザードクラスのユーザーが上記のような狩りをする。たまにサモンモンスターと一緒に狩りをするユーザーもいる。
レベルの低いエルフクラスの場合、+6武器と+4防具セットでペットを育てるために来るユーザーも多い。しかし、ナイトやダークエルフクラスの場合、リザードマンファミリーの出現頻度が高いので、囲まれる危険性もある。大体40レベルほどのキャラクターが、+7武器に+5防具セットほどを装着すれば狩りは無難にできる。サポーターウィザードがいればもっと楽にできる。
海賊島後半部の登場とともに、海賊島全域で獲得でいるアイテムも追加された。出現するモンスターから一定の確率で、新規アクセサリーアイテムの青呪のアミュレットや、赤呪のアミュレット、緑呪のアミュレットを獲得できる。各アイテムは浄化のイアリングと一緒に着用すると、特定のステータスが上昇し、一部のステータスは減少する効果がある。
海賊島後半部はフィールドが非常に広く、位置を区別しにくい森がほとんどなので、道に迷うユーザーも多い。移動するときには、島の中央のある廃墟となったリザードマンの村を目安として移動することをお勧めする。廃墟となったリザードマンの村にはNPCリザードマンの長老と彼の部下たちがいる。リザードマンの長老に話しをかけると、「リザードマングローブ」のクエストが遂行できる。
海賊島後半部では、ヘビーリザードマンと同じ姿の「疲れ果てたリザードマンファイター」がいる。それはリザードマンの長老から始まる帰らぬファイターを見つけて欲しいというクエストと密接な関係がある。
廃墟となったリザードマンの村を基準に、北東の最上段には船の墓場までテレポートをさせてくれるNPCがいる。そして、北東側(3時方向)にはカミーラの部屋がある。
一方、海賊島後半部の全域ではクエストモンスターのシュノーヴァが登場するが、シュノーヴァはクエスト遂行だけではなくフィールドのボスモンスターとも呼ばれている。シュノーヴァの周辺には2匹のリザードマンの手下たちと一緒に登場するが、手下たちを先に倒すとシュノーヴァが消えてしまうので気をつけよう。シュノーヴァを倒してクエストアイテムを獲得してリザードマン長老に持っていけば、「リザードマングローブ」がもらえる。
シュノーヴァはこの他にも、エヴァの遺産や、エンチャントスクロール(武器・防具強化スクロール)、各種宝石類、アデナ、技術書(ショックスタン)、新規アクセサリーの「浄化のイアリング」を非常に低い確率でドロップする。