キーリンクはイリュージョニストの専用武器で、生き物のようであったり武器のようであるなど謎に包まれている。物理ダメージを与える既存の武器とは異なり、魔法ダメージ扱いとなる新しいスタイルの武器である。
武器強化スクロールや各種属性強化スクロールなどによって強化された場合は、通常の武器同様に与えるダメージが増すが、攻撃対象のMRが高い場合は与えるダメージが少なくなってしまう特徴がある。
キーリンクは他の武器とは異なる以下のような特徴がある。
- 攻撃はレベルやACなどに関係なく必中する
装備者のレベルがいくら低くても攻撃は必中する。また、一般的な武器の最大命中は、95%と言われているがキーリンクに限っては100%攻撃が成功する特徴がある。
- 攻撃ダメージが魔法攻撃扱い
一般的な武器との決定的な差がこれだろう、キーリンクによる攻撃はなんとカウンターマジックの対象となる。したがって対象のACではなく、MRの影響を受ける武器である。攻撃力は装備者のSTRではなく、INTやSPに影響を受けるといわれている。
また、物理攻撃ではなく、魔法攻撃であるためナイト技術のカウンター バリアの反射対象にならないのも大きな特徴である。
- 損傷しない
すべてのキーリンクは一般的には損傷しない特徴をもっている。また、魔法などによって損傷してもダメージには一切影響しないと言われている。
キーリンクの攻撃力は他の武器に比べ非常に大きな数字であるが、そもそも計算方法が他の一般的な武器とは異なるため性能の単純な比較は難しい。
+0から+7までのダークストーンキーリンクを強化したときのダメージ推移と+7で各種エンチャをしたときのダメージの変化。
試行回数は少ないので参考程度に見てください。
前提条件:MRによるダメージ軽減がある。MR100でほぼ半減。
攻撃者:LV26 STR12 INT18 ML4 MB3 SP8
防御者:LV62 MR103
強化によるダメージ変化
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強化によるダメージ
+1されても最低と最大のダメージが増えていないのもある。試行回数が少なくたまたまそのダメージがでないのもあるが+1されてもMR半減により少数点以下が切り捨てられたため同じダメージがでているのだと推測できる。
その証拠にほぼ平均ダメージはあがっており強化の有効性を証明できる。
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各種エンチャントによるダメージ変化
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各種エンチャントによるダメージ変化
+7 ダークストーンキーリンクを基準とした各種エンチャントでのダメージ変化。差は基準との平均ダメージの変化を表す。
損傷度12:すべてのダメージが-12されるはずだがほぼ変わらず。
イリュージョン:リッチ SP+2:SPがあがることによりダメージが増えている。
バーサク 近接+5:損傷と同じく明らかにダメージに変化が見られない。
BW 近接+2:ほかと同様ダメージに変化は見られない。
STR 追加+3:STRが12から17に変化することにより近接ダメージが+3されるはずだがキーリンクの場合全く変化はない。
ファイアーウェポン 近接+4:ほかと同様誤差の範囲である。
蜘蛛料理+集中POT+リッチ SP+6:明らかにダメージに変化が見られる。
結論
武器強化スクロールによるエンチャントは意味がある。
キーリンクは魔法扱いであり魔法と同じくSPをあげることによってダメージがあがる。
*また、魔法扱いであるがゆえMRの影響を受けカウンターマジックも発動する。
注:表で差というのがありますが小数点1以下は見えなくしているので計算式によっては見かけ上0.1の誤差はあります。
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