アインハザードはアデンの創造主であり創造の神である。
またエルフ族・オーク族・ドワーフ族・アルティア族を子供達の精神を吹き込ませ作り出している。
大陸に小国家が乱立する時代よりエルモア・アデンが統一され、ある部族の長シュナイマンによってエルモアデン帝国が制定された。
皇帝は人間の先天的限界である「死と破滅を象徴するグランカインが自分たちの創造主だ」という事実は、いつも他種族に対する劣等感として作用し、この世の他の種族を作った残りカスが自分たちを形作っているという神話は、そのまま受け入れるにはあまりにも恥辱だった。
そこで新しい帝国のためには、彼らを尊いものとする新しい神話、新しい歴史が必要であった。
結局、肯定は大々的な宗教改革を行い、グランカインの代わりにアインハザードを人間の神とした。
神話と歴史は歪曲され、黒魔法とグランカインの信者は迫害を受けた。以後、何代にも及ぶ宗教改革は、最終的にアインハザードを善の神、グランカインを悪の神とし、ヒューマンはアインハザードを自分の創造主と考えるようになった。