太古の昔、世界を創造した2人の神アインハザードとグラインカイン。
創造の神アインハザードと破壊の神グラインカインは6人の子をもうけ、それぞれに力を与えた。あるときグラインカインは自分の娘である水の精神を司るシーレンを誘惑し過ちを犯した。シーレンは彼の子を宿したためアインハザードの怒りをかうこととなり、シーレンから神の地位を剥奪し大陸から追放した。
シーレンは深い森の中で子を産み落とした。その子らは後に魔族といわれる者たちでその中で最も強い力を持つ者たちはドラゴンであった。光の竜アウラキア・暗黒竜ハルパス・火竜ヴァラカス・水竜パプリオン・風竜リンドビオル・地竜アンタラスである。シーレンは神々を憎み、その子らと神に反抗し戦争となった。
永遠に続くかと思われた神々の戦いはシーレンの敗北という形で幕を閉じたが、戦いに敗れたアウラキアは人間の力が及ばない深い場所に住処を作り、自身の子であり守護騎士である竜人族と共に暮らしていた。しかし、母なるシーレンが魔界から背を向け自らの力を封印すると、存在価値を見失ったアウラキアは竜人族を連れアデンを離れ新たな住処を見つける。
魔界から離れるときシーレンについた一部の魔族から、ハルパスが竜としての記憶を失ったまま復活し伝説の生命の木を探しているが、これを牽制するためカヘルヤヒの手下がアデンに乱入したという話を聞かされた。
アウラキアと竜人族は自分達の故郷であった火竜の棲処に結界を作って新たな地へ戻って行く。かくしてシーレンの子で一番賢明であった光の竜アウラキアは、生命の木を悪意勢力から守るために、自らの子である守護騎士たちを世の中に送り出した。