オリムはオーレン(象牙の塔)出身の魔法使いでハーディンの友であり弟子でもあった。
オリムの父はグラインカインを崇拝する神官であった為、村人から迫害を受けついには孤児となってしまった。幼いオリムは正義の力を得るためにカスパー・セマ・バルタザールと共にハーディンに弟子入りしたとされている。象牙の塔にいる頃から「光」に関する魔法の研究を行っていたのはこのことに由来するのかもしれない。また、この「光」の研究を行っていたため「シャドウ・メイジ」とも呼ばれていた。
※このことについては「秘譚 魔術師 ハーディン ストーリーコミック」及び「秘譚 魔術師 オリム」にて語られている。
オリムは以前、ハーディンが行っていた魔法研究の秘密を知ってしまいハーディンの元を離れメインランドのダンジョン7階の奥深くに身を隠し自分の魔法研究を行う事となる。しかし秘密が漏れる事を恐れたハーディンは弟子であるカスパー・メルキオール・バルタザール・セマの4名にオリムの探索を命じメインランドケイブに派遣した。
オリムもそう易々と捕まるわけにはいかなく、その4名の感覚にトリックを仕掛けたため4名は延々とメインランドのダンジョン3階・メインランドのダンジョン4階を探し続けている。
また、オリムはセマと恋仲だとも言われており、実はセマはオリムの所在を知っているが彼に身を案じ隠し続けているという。この事を裏付けるようにセマやネクロマンサーはそれぞれセマのリング・オリムのリングという特殊な結婚指輪をドロップする。