ドレイクは前世紀最大の海賊と言われており、最強の戦士でありながら貿易家でもあった。
若き頃は略奪によって財産を集め、老いてからはその財産を利用した貿易で莫大な富を得た。しかし、そのドレイクは突然姿を消した。
風土病なのか恨みを持つ者に殺されたのかはわからないが、それによってドレイクの海賊団は分裂し、新たな争いが始まった。
無数に分裂した海賊達は、自らがドレイクの後継者だと名乗りを上げ、それを証明するためにドレイクの秘宝が隠されていると思われるダンジョンに入った所、そこには亡霊の変わり果てたドレイクの成れの果てがいた。
ちなみに海賊ドレイクの名前の由来は、ドラゴンバレーに生息するドレイクのように猛々しく強くあれという思いを込めて名付けられたらしい。