ハイネ城の周辺フィールドには、水の属性/地の属性系の性質を持ったモンスターが出没している。登場するモンスターとしては、ラミアとゲイザー、ライカンスロープ、オウルベアー、トロッグ、リザードマン、タートルドラゴン、ドレッドスパイダー、ジャイアントスパイダーなどが出現する。
比較的20レベルの初中級モンスターで構成されたハイネフィールドは、30レベルのユーザーに好まれる。この狩り場では、最小30レベル以上でAc-40、+6のエンチャント武器を着用した方が良い。
ラミアとドレッドスパイダーはHPが減少する毒をよくかけるため、エントの枝や解毒剤は必須となる。また、ゲイザーはキャラクターが固まるカーズパラライズ魔法を発射するため、注意深く対応しなければならない。モンスターが急にたくさん出現して死ぬこともあるため、ゲイザーにより固まったら、一度村に帰還して石化状態が解けるのを待った方が良い。また、タートルドラゴンは、近接武器で攻撃時には武器が損傷するので、剣や刀を使う場合は必ず砥石も用意する必要がある。(損傷しないダマスカスソードを使用する場合、砥石は不要)
ハイネフィールドのドレッドスパイダーやジャイアントスパイダー、リザードマンなどは、変身の有無によって先攻モンスターから反撃モンスターにタイプが切り替わるため、なるべく変身してから狩りを行った方が良い。ここは、どのクラスにも向いている狩り場として数えられているが、その中でもウィザードクラスに適合した場所となる。
特に、ウィザードクラスは、特定地域を基準にモンスターを追い込んでライトニング、またはライトニングストーム、ファイアーストームなどを活用して一度に処理する方法が代表的である。この方法による場合、変身しないことがモンスターの追い込み狩りに有効になる。
攻撃手の場合にはフィールドを移動しながらモンスターを倒す方法があるが、移動が多くなるとモンスターが一気に攻め寄せるため、なるべく変身してからモンスターを倒していった方が良いだろう。エルフクラスも必ず変身してからムービングショット、またはモンスターとの距離を最大限に対角線に合わせて狩りをした方が良い攻略になる。
ハイネ地域の上部には、多くのユーザーによくドッペルゲンガー荒地と呼ばれる鏡の森が出る。この地域では、ドッペルゲンガーというモンスターが出没するが、本来このモンスターはスライムに似た外形をしているが、モンスターの視野にユーザーが入ったら近接したキャラクターと同様の外形で変身して出現する。
変身したドッペルゲンガーは、一般のモンスターのように攻撃できないため、強制攻撃(コントロール)となり、魔法使用の場合にも強制攻撃を行う必要がある。
一方、ドッペルゲンガーの場合は移動速度が多少遅いので、ボウクラスのムービングショットや魔法クラスの追い込み狩りにより易しく攻略できるという長所がある。ここを攻略する大部分のユーザーは、ウィザードクラスで追い込み狩りを好んでいる。追い込み狩り中に変身する場合、モンスターの追い込み狩りが厳しいこともあるので、自分の能力に合わせて変身するか否かを選択する。
なお、特に注意を払うモンスターとして「ドッペルゲンガーボス」がいるが、このドッペルゲンガーは普通のドッペルゲンガーモンスターとは全く違った外形をしているし、様々な姿に変身する。ドッペルゲンガーボスというモンスターはブリザードを使うなど、強力な魔法を駆使し、HPが高くて50レベル以上ではないと攻略が難しいモンスターである。
* クエスト
ハイネフィールドの上部にある鏡の森には、ウィザード45 クエストが遂行できる神秘の岩 NPCが配置されている。また、クエスト専用のドッペルゲンガーが出現する。クエスト専用のドッペルゲンガーは、見かけは一般のドッペルゲンガーと同様にキャラクターを真似るが、はるかに脅迫的なダメージを与えるので気を付けなければならない。