コオリノ国秘伝の小手は「真夏のアデンはコオリ色(2011)」で獲得できたグローブである。全部で4種類(コオリノ小手、ヒョウガノ小手、トウドノ小手、フブキノ小手)が存在するが、筆者がアイテム名によって性能がすぐ分からないため、まとめるために記事した。
あわせて、性能においての考察も行った。
クラスによって評価が分かれる小手、筆者なりの考察をまとめたので参考にしてほしい。
- コオリノ小手(STR+1、MR+5)
いわゆるオーソドックスな前衛向けの小手といえる。比較対象となるのは、パワー グローブ(STR+2)、と各属性グローブ(例:ファイアー グローブ STR+1、MP回復+1、火属性抵抗力+4 )か。
前衛クラスはSTR値は追加ダメージ発生値を基準に調整することが多いが、パワー グローブのSTR+2が必要なくヘリオチャームなどのMRアクセサリーの交換においては恩恵があるかもしれない。
- ヒョウガノ小手(DEX+1、MR+5)
エルフなどの弓を扱うキャラにとっては検討する価値があるだろうか。DEX+1のボーナスといえば、リザードマン グローブ(遠距離命中+1、DEX+1、CHA-2 )があるが…エルフやイリュージョニストなど弓を扱うキャラは総じてMRに長けているケースが少なくない。
逆にナイトやダーク エルフ、ドラゴン ナイトにとってはメイン装備になりうるかと言われれば難しいが、DEXを引き上げる貴重な装備であるには違いないといえる。ステータスやガントレットの強化等によっては化ける可能性もある…のだろうか。
- トウドノ小手(CON+1、MR+5)
CON+1のおかげで、装備時に若干HPが上がる小手。比較対象としては、堕落のグローブ(最大HP+100、CON+1 )やDE限定ではシャドウ グローブ(CON+1)がある。リネージュの現在仕様において、CON+1があまり意味がない点を考えればグローブにおいてMRがつく貴重な装備と考えるのが吉か。
ただし、それならば上記のコオリノ小手やフブキノ小手の方が良いだろう。
- フブキノ小手(WIS+1、MR+5)
おそらく4種の中で最も人気がある小手である。後衛にとっては、間接的ではあるが魔力回復ポーション類によるMP自然回復+1とMRを両立するグローブである。また、前後衛を問わずWIS値が高いキャラクターにとってはMR+5とWISボーナスを併せて飛躍的にMRを上昇させることができるグローブである。
狩りにおいてはMR100というの一定水準となっているが、MR100を維持しながらフブキノ小手によって空いた部分を交換するということも考えられ、やはり4種の中では最も使いやすいような気がする。
個人的には、いずれの小手も水属性抵抗力+5か+10がついていれば…「むしろ、何故ついていないのだ…」
以下は、いずれも遠い親戚のようなグローブである。
クリスタル グローブは高ACを誇り、ウォーター グローブはSTR+1やMP自然回復+1、全クラス装備可能などユーティリティーなグローブである。
アイス グローブは…きっと手が悴んでしま…ということはないが、現在のところ凍結耐性があまり注目されておらずいわゆる不人気なアイテムである。今後のエピソード追加によって耐性が重要視されるようになればこの+8は魅力的かもしれない。
余談だが、市場でもあまり見かけることがない一品でもある。