ギランの南東に位置しているギランダンジョンは、大々的にリニューアルされた。リニューアルによってモンスターたちは経験値の面でバラスがとれた。各階ごとに出没するモンスターの種類が増え、低レベル(20レベル以上)ユーザーから高レベル(52レベル以上)ユーザーまで狩りを楽しめる場所になった。
グルーディオ地域にあるメインランドのダンジョンは、ユーザーの間ではグルーディオダンジョンという名前でもっと知られている。グルーディオダンジョンは低レベルから高レベルまで無難に狩りを楽しめるように設計され、もっともバランスの取れたダンジョンと評価されている。
長い歳月が経てもなお、ドラゴンバレーはそのサーバーでのユーザー間の抗争状況を見せてくれる代表的な場所である。ドラゴンバレーは2つの地域に分けられる。通称ドラゴンバレーの三叉路とドラゴンボーンと呼ばれる最上端の地域だ。ドラゴンバレーは主にシルバーアローを使って狩りをするエルフクラスのレベルアップの場所、特定位置をブックマークで記憶し、テレポートで移動しながら狩りをする「イワン狩り」が可能な場所として知られている。
ドラゴンバレーダンジョンは全部で7階になっている。1階から6階まで一般モンスターで構成されており、7階にはリネージュを象徴する4竜の1つである「アンタラス」が棲息する地竜の棲処がある。ドラゴンバレーダンジョンでは、ほとんどがアンデッド系のモンスターや体躯の小さいモンスターが出現する。ほかにも各階ごとにムリアン、トロール、サキュバス、サキュバスクイーン、ブルートなどのモンスターが現れる。
オーレンフィールドは全フィールドが雪で覆われている雪原地域である。オーレンフィールドの狩り場は、エルモア荒地とオーレン頂上フィールドが代表的だ。オーレンフィールドで現れるモンスターはHPが多く攻撃力も脅威的で、中級の難易度といえる。その反面、移動速度がとても遅いという弱点があり、遠距離攻撃には手も足も出ない。
オーレンのエルモア荒地にはアンデッド系のゾンビ(グール)やエルモアモンスターが出没する。エルモアモンスターは攻撃力が強いわりにHPは少ないため、近接攻撃をするクラスよりは遠距離攻撃のできるエルフクラスとターンアンデッドを主に使うウィザードクラスが多く見られる。
ヴァラカスの棲処はユーザーの間では火竜の巣と呼ばれており、さらに略して「火巣」とも呼ばれる。ここにはドワーフ城があり、リネージュ4竜の中でもっとも強いといわれる「ヴァラカス」が棲息している場所でもある。
海賊島後半部はエピソード5アップデートで新しく公開された地域。海賊島後半部は海賊王ドレイクと彼の宝物をめぐるホセとの暗闘を背景とするクエストができる。また、リザードマン長老から一族の宝物を取り戻してほしいというクエストができる場所である。また、船の墓場でテレポートができる場所でもある。
象牙の塔の村から10時方向にある像牙の塔は全部で8階からなっている。象牙の塔1階から3階まではモンスターが出没する狩り場ではなくクエストまたは商店NPCがおり、象牙の塔4階から8階まではモンスターが出没する。
傲慢の塔には中高レベルのユーザーが多い。また、傲慢の塔は100階からなっており、10階ごとに段階が区分されている。傲慢の塔テレポートアミュレットやテレポートスクロールで移動することができる。フィールドのモンスターよりはるかに強いモンスターが登場するので、一人で狩りをするのはとても難しい。しかし、それなりのアイテムを手に入れることが出来るので、現在最高の狩り場として人気を集めている。